※ 作品の登場人物や内容に言及があります。ネタバレを含みます。
※ ただの個人的な感想です。
※ 二次創作のモブ霊を好んで読んでいるので、モブ霊目線での感想が多いです。他のCP推しの人は読まないことをお勧めします。
※ 原作師弟の関係は、あくまで「師弟愛」であり、「恋愛」ではないという大前提です(そういうジャンルの漫画ではないので)。
師匠の嘘の二面性
モ君にとってのレの嘘もまた二面性があって、それは100話で描かれているとおりなのだけれど、やっぱり、あの11歳のモ君にとって、レが嘘をつかなかったら、救いの場がなかったかもしれないということは大きい。
モ君だって早々に嘘だってわかったと思うけれど、当時はレの嘘が必要だったということ。
モ君もそれはわかっていたと思うし、よりどころになっていたのでは。
しかし、思春期を迎えた中2のモ君にとって、レの愛は小学生のときのモ君に対するものと同質感があって、まさに自立を求め始めたのではないだろうか。
一方で、レとしては師匠離れが寂しくて余計に囲い込んでしまったのだろう。
本編第2話やホワイティのころのレの台詞は、モ君目線だとゲスの極みなんだけれど、彼らはその前に3年間続いた関係性があって、レの台詞もまたその関係性の前提で放たれた言葉なんですよね。
ブラインドの隙間から小学生のモ君をそっと見守るように、レは本当にモ君が可愛かったのだろうなぁと思う。
100話のレの告白は、もうモ君を「守るための嘘」は必要なくなったということかもしれない。
レがいなくても大丈夫というのはつまり、モ君が自分の判断と責任で超能力を向き合っていけということでもあり、そしてもうそのタイミングに来ているということなんだろう。
まぁ、だから、やっぱりそれまでの関係性の終了、お別れの言葉なんですよね。あの嘘を嘘だと暴露してしまうというのは。保護者・被保護者関係の終了。
二人は次のステージへ進んだということでもある。
小学生のモ君がレをみつけて師弟関係を結んだ。レが能力者という嘘はモ君の心を守った。
中学2年生のモ君はその関係性のアップデートを望んだということかもしれない。
やっぱり、師弟の関係性を変化させる原動力は、モ君発だよね。無事に思春期の嵐を乗り切った師弟は、それまでとは違った関係性にアップデートできた。